amie、山車に乗る

今月19、20、21日は三国祭でした。
思い起こせば、初めて三国祭の山車を見たのは、もう20年以上前。
そのころ住んでいた病院の官舎がちょっと歩けばすぐにお祭りに行けるような所にあって、
長男をベビーカーに乗せてふらりと見に行ったのでした。
迫力のある武者人形の乗った山車にももちろん感動したのですが、
やっぱり興味を持ったのはお囃子。
三味線は大学時代に友達にちょっと触らせてもらっただけでしたが、
ずっとここに住むのなら、いつかは山車に乗って三味線弾いてみたいな~
と、なんとなく思ったのでした。
その後は子育てやらなんやらかんやらで、そんなことすっかり忘れていたのですが、
三味線を習い始めて、1年半、とうとうその時がやってきました。
今年はちょうど先生のお宅の地区が8年に一度の山車番にあたり、
乗ってみない?と声をかけていただき、二つ返事で参加を決めたのでした。
 
20日は、一日かけて山車が練り歩くのですが、今まで歩いたことも無い狭い路地も通ります。
山車と軒先がすれすれの所もあり、特に曲がり角は何回も切り返し、なかなかスリルがあります。
また、そういう所は昔ながらの雰囲気が残っていて、その趣のある景色も楽しむこともできました。
狭くて激しく揺れる中で三味線を弾くのはなかなか大変ではありましたが
(姿勢を保つだけでもいい筋トレになったと思います)
一回乗ったら病みつきになる、という先生の言葉は本当だと思いました。
 
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私はもともと地元の人間ではないので、三国祭も外から見ている側でした。
今回、山車に乗ることで、世代を超えて伝統を守っている地区の人たちにふれ、
大変だけど、三国祭が大好き!という三国っ子の気持ちが少しわかったような気がします。
(今年山車番で大変なんや~と言いながらどこか嬉しそうですから)
そうして、今年山車に乗った小さい子たちがこの伝統を受け継いでいくんだろうな。