頭の体操

最近、本格的に受験勉強を始めた次男が毎朝のように、
 
「この問題全然わからん。おかあさん解ける?」と、数学の問題を持ってきます。
 
たいてい、図形の問題。証明、角度、面積・・・いろいろ。
 
「解ける?」と訊かれると、意地でも解きたくなる私。
 
朝の忙しい時に思わず解くことに熱中してしまいそうになって、ふとわれに返る。
 
で、結局次男が学校から帰ってくるまでの私の宿題となります。
 
最初はなかなか、思い出せなくて・・・
 
なんてったて、30年以上前に勉強したことですから。
 
でも、図形の問題で解けないものはなかった、と常々自慢していたので、
 
解けないとは言えない。
 
何とかして解かなければ・・・
 
最初のうちは、「また~?」って思いましたが、
 
最近では、それが楽しみになってきました。
 
必死で考えている時よりも、
 
何か他の事をしている時にふと思いつくことが多いのですが、
 
ささやかな達成感があります。
 
帰ってきた次男に「解けたよ~」って解き方教えて、
 
「あっ、そこか~~」って悔しがる次男を見るのも楽しい。
 
この歳になると、新しい情報を頭に入れるのは至難の業ですが、
 
昔々入れた情報でも頭の奥から引っ張り出してきて、なんとか活用できそう。
 
あと半年、頭の体操をさせていただきます。